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パーマカルチャーという考え

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今あるおうちでもっと解放感のある暮らしMAIMYLIFESTYLELABO 吉野舞依子です。


今年の4月になりますがハーブ講座でLABOで協業させていただいている先生とご縁で神戸の方の畑でヨモギやスギナの野草摘みに参加してまいりました。こちらではオルタナティブビレッジという持続可能なコミニティを軸に稲作・野菜・ハーブ・糀の4本を軸に活動されています。


LABOでも昨年糀ワンデイ合宿開催しました。


畑は野草の宝庫ですね。ハーブたちも元気に成長している様子も見せていただきました。

ハーブというとミントやバオレジルガノといった西洋ハーブが有名ですが、実はヨモギやスギナも立派なハーブなんです。

畑のあるところの畔にはあったところに群生しています。

ですが地元の人たちには不思議な雑草として刈り取って序文されているのがなんとももったいない!

この日は限られた時間ではありましたが、可能な限り収穫して帰りました。

そして6月から畑も始めることになって。マイ畑作業も♪ この写真は6月中旬であれからなかなか行けておらず、雑草と一緒にすくすくせいちょうしているだろうなあ。またその模様は畑に行ったときにご報告しますね。 こうして畑作業をしているとまさに人間は自然によっていかされているんだなあと感じます。 今お米の問題もありますが、こうした異常気象の中で、作物を育てる。ことにお米は大変な作業なんですよね。一人一人がそうした食料自給の問題も考える時代に来ていると思います。


パーマカルチャーという概念

今の暮らしをしていると自然と人との関係性を深く考えているんですが、その中にパーマカルチャーという概念があります。



パーマカルチャーとは、人と自然が共存するための社会づくりの手法デザイン。 パーマネント(永続性)、農業(アグリカルチャー)、文化(カルチャー)を組み合わせた造語で、それぞれが持続可能な社会システムをデザインしていく考え方をいいます。


パーマカルチャーは、1970年代、オーストラリアの教師をしていたビル・モリソンとデイヴィッド・ホルムグレンが予告したのが始まり。


タスに生まれたビルは、猟師や漁師だった過去があり、周囲の環境が急速に失われていることに気づき、懐かしい環境があるべき姿へと戻っていくための活動をスタートしたのだそう。


彼はパーマカルチャーの目的を「地球上を森で覆うこと」と述べている。森が与えてくれるものを食べ、多様な生物とともに生きていくことが、パーマカルチャーが目指す世界観なんです。


「3つの倫理」と「12の原則」


3つの倫理


地球への配慮(Care of the Earth)


人間は地球の存在なしに耐えられないということを冷静に、地球環境に配慮する。


人々への配慮(Care of the people)


人が生きていくために、必要な資源を供給していきます。


余ったものの共有(運賃シェア)


競争から奪うことなく、わかち合いを与えてくれる。


12の原則


「3つの倫理」を基準にして、創始者の一人であるデイヴィッドは、次のような12のデザイン原則を掲げてらっしゃいます。


1. 観察と相互作用


2. エネルギーの獲得と貯蓄


3. 収穫


4. 自律とフィードバックの活用


5. 再生可能な資源やサービスの活用と反省


6. ゴミと無駄を出さない


7. 全体からディテールのデザイン


8. 分離より統合


9. ゆっくり小さな解決を目指す


10.多様性の活用と尊重


11. 接点の活用と辺境の尊重


12. 変化に対して創造的な活用と対応


パーマカルチャーという言葉は、どちらかというと、サステナブルな暮らしに関心が高い人の中で普及してきているように思います。


パーマカルチャーとは、暮らし方全体への提案。


有機栽培の野菜を買う。プラスチック包装されていないものを選びます。そのために、日常で自然からどんな苦労を受けて、私たちの消費行動がどんな結果をもたらしているのかを知ることが、初めの一歩となるのではないかとおもっています。


そうした暮らしについて考えながらハーブとおうちと暮らしを考えることもLABOの中ではテーマになっています。

毎日健康で幸せに生きること、それは自分だけの利益や健康主義的な発想ではなくて、自分や家族だけでなく周りの人たちにもまた考えを伝えていくことも大切な役割だと思います。


私のメディカルハーブの先生はオーストラリア在住のナチュロパスの先生なので、一方でパーマカルチャーにも非常に意識が高い先生です。ナチュロパスとホリスティックな視点からも共通点が多いです。


マイマイラボでのハーブ講座も今後そうした視点を自宅で取り入れる考え方を伝えできたらいいなと思っています。


万博でも興味深いテーマも取り上げているパビリオンもありましたね。是非皆様にも関心をいただいてたら嬉しいなと思います。

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